グランプリシリーズ2018 男子結果と振り返り
今更過ぎますが、グランプリシリーズについてもまとめておきたいと思います。ファイナルの順位と、ボーヤン含めファイナルには残れなかったけど気になる選手について触れます。
せっかく始めたブログなので、2018~19シーズンのことはきちんとまとめておきたくて笑
グランプリファイナル男子結果
優勝 ネイサン・チェン (アメリカ)
2位 宇野昌磨 (日本)
3位 チャ・ジュンファン (韓国)
5位 キーガン・メッシング (カナダ)
6位 セルゲイ・ヴォロノフ (ロシア)
優勝のネイサンは、SPのキャラバンがだいすきです! ミラノワールドで優勝してからというもの、王者の風格が一層強くなってきたと思います。高難易度ジャンプに加えて、キャラバンのようなノリの良い楽しい振り付けもこなす幅の広さ。FSのLand of Allもとってもお似合いの素敵プロ。
4Fにシーズン始めはエッジエラーが付いていましたが、ちゃんとファイナルに向けてレベルの取りこぼしや踏切などを直してきましたね。
イェール大学に一人暮らしで通い、スケートも好調なネイサン。目が離せません♪
宇野君は今回こそは金メダル行けるかな? と思ったけれど、ネイサンがそうはさせてくれなかった・・・・・・。天国への階段はとっても動きの多い、大変そうなプログラム。でもさすが宇野くん、見応えバッチリな表現力です。FSの月光はお得意の重厚なクラッシックでこちらもまた素敵です。
3位のジュンファンくんは、韓国期待の星。韓国男子といえばジンソくんが好きなのですが、そのジンソくんを打ち破ってオリンピックに出場したのも彼。
シンデレラとロミジュリと定番なプログラム。すっかり「ジュリエエエェェエ!!」で有名となってしまいましたが笑 強烈な個性と言うよりは、手堅く安心感のあるスケートをするタイプに今の時点では見えますね。北京がたのしみ!
ミハルはベテランの風格、さすがです。7年ぶりのファイナル進出なんてすごすぎ! FSのクイーンメドレーがボーヤンとはまた違ったエアギターで楽しいです。ライブ会場に来たみたい♪
キーガン! トイストーリーもチャップリンも、彼のイメージにあったまさにキュート&ファニーなプログラム。異次元のイーグルと、チャップリンになりきったこまめなマイムが可愛すぎます♡ FSの3Aでの大転倒が悲しかった・・・・・・。見ていていつも幸せになれるスケーターです。
ヴォロノフ様。いやこの年で連続ファイナル出場はとんでもないです。ちょっと疲れがたまっていたのかな・・・・・・。ナショナル前にケガをしてしまったと聞いて心配です。テンさん振り付けのプログラムをとても大切にしていてくれて、素敵な選手だなと思います。少しでも長く現役を続けてくれたらいいな。
さて、私のだいすきなボーヤンの話に入ります。
今はナショナルで調子を取り戻したのを見ているので安心して四大陸に向けての応援ができていますが、正直グランプリシリーズの間は心配で仕方なく、演技を見ては泣いてしまうこともありました(私が泣いてどうする)
ビザトラブル、飛行機トラブルなど外的環境に恵まれなかったのはもちろん、クリケットクラブの一件がかなりボーヤンの心に影を落としていたようなのでした。
メディアに気持ちを吐露するのもきつかっただろうに・・・・・・。
ジャンプがとにかくはまらず、表現面はいろんな国の解説者に褒められていましたが、得意のジャンプをことごとく失敗する様は見てて痛々しかったです。それでも4Lzでは3.29の加点をもらっていましたが。
スロースターターにしても、今シーズンのグランプリシリーズは苦しかったと思います。今はナショナルで光の見える演技ができ、気持ちもだいぶ安定したみたい。四大陸頑張ってね、ボーヤン。
ファイナルには進出できなかったけど、フランス杯が絶品だったジェイソン!!! もうなめらかで美しすぎるスケーティングに磨きがかかりまくり。髪の毛を切ったときは驚いたけれど、似合ってます♪ 下半身にずいぶん筋肉が付いたみたいで、4回転が安定するひも遠くないんじゃないかと思います。大好きなジェイソン、来シーズンにはもっと強い選手になると思います。
そして今回はじめて見たのがサマリンくん! 今までなんで気づかなかった・・・・・・。長身を存分にいかしたダイナミックジャンプ、グレイテストショーマンがぴったり。まだ安定感に不安が残り、荒っぽい演技もあるけれどこれからが非常に楽しみな選手を発掘しました☆
ユーロ、全米、四大陸、世界選手権、国別とシーズン後半もみんな素敵な演技ができますように。