四大陸ロシア語記事☆宇野昌磨&ボーヤン・ジン翻訳
昨日も載せたロシアメディアの記事、せっかくなので宇野くんも訳してみました。相変わらずの超辛口評価ですのであしからず……。特に宇野くんに対してめちゃくちゃ辛辣なので、宇野くんに対する厳しい評価が見たくない方は読まないことをおすすめします・・・・・・。
それから、ボーヤンの部分で他選手に触れるあんまり良くない表現があったので字を小さくしています。また、最後の段落はあまりに酷いので載せるか迷ったのですが、同じく小さな字で載せておきます。宇野くんファンの人、あまり深く捕らえないでくださいね・・・・・・。
話が繋がると思うので先日のボーヤン部分と合体させて載せますね!
それでは、ウィーンの森でのきのこ狩り大会、すなわち男子シングルについて少しお話ししましょう。ボーヤン・ジンとヴィンセント・ジョウが追いつこうとしたが、最大のかごは宇野昌磨のものだった。
(原文そのままですよ!笑 ロシア人はきのこ狩りが大好きらしいので、国民的スポーツ的な意味合いでしょう。面白いので直訳で載せました)
さあここから本文です。メンタルが鋼の人は進んでください。
宇野くんSPについて
宇野昌磨のSPの前半はほとんどプログラムでなかった。彼の主な移動は非常に簡単な走ることとクロスオーバーで、ジャンプからジャンプへは最低限の振り付けで向かう。しばらく観客を喜ばせたのはたった3〜4のスプレッドイーグルだけだった。
曲の解釈、構成、プレゼンテーションについては黙っておく。なんでそれについて何も書かないのかって? 仕方無い、こう言おう「プログラムの最初の半分はとても悪かった」
昌磨はツェッペリンの作ったスペインの音楽を伴奏にして滑る。手のひらで出来るアクセントは多くあったのにも関わらず何もなく、ほぼ空っぽでほとんど陸上競技であった。
プログラムの後半はもう少し良かったが、それもまた輝きが無かった。ハビエル・フェルナンデスの「マラゲーニャ」と比べると2つの大きな差がある。氷上のスペイン舞踊として解釈する方と、それをする必要が無い方だ。
昌磨の滑りはもちろん心地よく、氷を撫でるように動作がスムーズで、魅力的で楽しく見ているがポテンシャルの50%しか発揮されていない。あまりにジャンプに集中している事が明らかで、ジャンプへの遠い接近すら(=助走)もつれを複雑にするこの状況では、転倒し始める。
ボーヤンSPについて
ボーヤンのショートは「火を付けた」
スケーティングは今まで通りまだ悪く、この滑りからは頑丈な粘りが受け取れる。とりわけ明らかなのは、彼はクロスフット(?)でどこかにはまってしまっている。
しかし進歩はある。たとえばステップは一見大きなミス無く出来ているし、滑りも悪くない、ところによってはかなり大きな弧を描くほどだ。しかし、エッジワークは本当に特別な(目立った)ものにはなりそうもない。 彼のつなぎもまた、昌磨のと同じようになんて簡単なんだ、、、とはいえまだ難しくなるだろう。 しかし、ボーヤンは他の3つのコンポーネンツでは説得力があった。
彼は振り付けでうまく対話をしており、空間を支配して音楽を感じていた。
(ジンは「ビートルズ」のブルース・カバーの音楽に合わせて滑り、そこで中国の羽生になろうととても努力している。
中国人にとって幸いなことに、トーナメントでは日本人のオリジナル(=羽生君)はいなかったので、)私たちが見た中で特にステップはところによって楽しいだけでは無く、とても良いものだった。360度全体に踏み込み、ジャッジにアピールし、振り付けにはアクセントがたくさんあって、残りのステップ要素でもスプレッドイーグルをしようと試みたり・・・・・・・。
だから、ショートのコンポーネンツでは昌磨にどんな優位性もなかった。まさにその昌磨自身の演技で2番目の評価を失うハズだった。ボーヤンはSSを満たしたが、これは昌磨が満たしたPR、IN、COより少なかった。
宇野くんFSについて
FSの宇野はステップアウトがあったにも関わらず堅実なプログラムで燃え尽きた。彼は「月光」でかなり良く感じていたが、振り付けの立場からするとそれほど厳しくない要求であると述べたい。このプログラムの振り付けはSPとそう大差ない。もちろん、もう少し詳細でまとまってはいるが、今シーズンは宇野があまりに単調すぎることに注意をする必要がある。
良質な滑りは彼から去ることもやめることも無いだろうが、彼は日本の選抜であるという名前、ステータス、演目で重要な一部のコンポ-ネンツを受け取っている。
ボーヤンFSについて
ボーヤンのフリーについて触れよう、フリーは昌磨のショートと同じくらい気に入らなかった。ジンはアジアの中国人になろうとしている、多分そうじゃないのかな? 問題は、前半はプログラムを欠いていることだ、最も簡単な振り付けなしの状態からジャンプに超集中した顔で滑っている。
技術的な見地から見てもまた、非の打ち所がないというほどにはうまくいっていない。ボーヤンは最初の代名詞である4回転ルッツを失敗したのだ。
ハンブルグ勘定(当面の現状や既得権益から解放された真の価値形態=先入観や色眼鏡でみないスコア)による、宇野の4Fは全く四回転として考えられないという言説を切り捨てれば、昌磨は当然勝つ。だが、彼のFSのワールドレコードは完全に不可解なものだ。描かれた記録である。誰も2位のボーヤンから16点離れることも無かったのだ。
だから結論としては結弦が一刻も早く回復することを祈っている。
いちご畑の感想
ロ、ロシア厳しい~~~~~~!!!! ボーヤンのところ読んだときにも思ったのですが、宇野くんに対する当たりが強すぎる・・・・・・。なにこれ・・・・・・。
宇野くんは海外では絶賛する人と苦言を呈する人に別れるイメージがありましたが、完全に後者でしたね。スケーティングは褒めているけれど、その他を滅多刺し。
おまけに日本のネームバリューで点を獲得しているなんて失礼な怒。もはやこれじゃ宇野くんに対するアンチ記事ですよ、最後のところなんて特に。
私普通に宇野くんもすきなので、あー・・・・・・なるほどねこういう人なのねと途中であきれましたが、読み始めたら気になるので最後まで訳しました。みんな真に受けるのはやめようね!!!!!
四大陸ぜんぜん関係ないロシアの記事はどんなことが書かれているかな~と軽い気持ちで読んでいったらなかなかヘビーな内容でした。まあ、こういう意見もあると受け流しちゃいましょう。たまには厳しい意見を目にするのもいいのかなと思います。
ここまでの長文を訳したのは初めてだったのでかなり時間がかかってしまいました汗 でもかなりスケート用語のロシア版になれてきた気がしますよ♪ またなにか記事が上がったらたまに訳していきたいと思います。
ボーヤンはどうやら昨日のナショナルで自信を取り戻せたみたい。あんまり演技内容は良くなかったけれど、練習が決まっていたからかな? ちょっと安心しました。
↑ヤンジンお兄さんとの楽しげな表彰式です笑 ラブラブやん笑
かわいい写真がTwitterやWeiboにたくさん上がっていて和みました。
ワールドに向けて調整がうまく進みますように。天天加油♪