ボーヤンのフラメンコ(2018-19フリー)
プログラム語り、今シーズンのボーヤンをやらんでどうするとなったので今日はこの話題。
そしてそして、なんと21日お声かけいただいて現地に行けることになりました!!! とっても楽しみです♪ なんともありがたい限りです・・・・・・。
ボーヤンのフラメンコとタイトルを付けましたが、曲名は映画トーク・トゥ・ハー(Hable con ella)の曲。残念ながらいちご畑はこの映画は全然わかりません。そもそも映画見ないマンなので・・・・・・。
今回は映画の内容は取り入れず、フラメンコの音楽そのものだけを意識してプログラムを作っているそうです。しかしフラメンコにとらわれすぎず、ニュアンスをいいとこ取りしてボーヤンらしさも活かしたなんとも素敵な振り付け。ローリー・ニコル先生ありがとう。
特におきにいりの振り付けが、一瞬なんですけどジャッジの向かい側の客席をすーっと撫でていく仕草。最後のスピンの後です。かっこいい! 目の前で見たーい。
演技冒頭、4Lzの直後に腰をなで下ろす仕草も最高です。すらっとした手が好みです。
そしてステップも良いですよね。ステップシークエンスに入ってすぐ、片足でキュキュッと滑るのがすきです。一瞬の決めポーズから崩れるように数歩手を振りながら進むのがセクシーな気がする! フラメンコらしい気がする! フラメンコよくわかりませんが、そんな雰囲気を感じます。
ぴたりとポーズをかっこよく決められるようになったのは大きな成長だと思います。曲調が早いので比べるのも変なのですが、タンゴアモーレではせっかくの決めポーズが流れてしまっていると感じていたので。
ジャンプ前の予備動作がやっぱりボーヤンは少し長く感じてしまうのですが、それを隠すようにちょっとした手の動きがちりばめられているこのプロ、計算されているなと思います。
ボーヤンは本当にスピンが上手になりましたね。フラメンコのような情感たっぷりの曲にもあった美しいスピンがとても素敵です。見た目とレベルが釣り合ってきた気がするとどこかで書かれているのを見ましたが、まさにそんな感じ。レベル要件をこなしている次元から一歩飛び出て、スピンがしっかり武器になりそうな可能性を感じます。
後半の三回転ジャンプに入る前の、手をぺちぺち、足にもタッチ、みたいな振り付けがとても可愛くていつもニコニコします。ボーヤン本人はかっこよく演じているんですけれど、おててのぺちぺちが本当にかわいい。なんか変身するみたい。
最後のコレオいろんなところで褒められていますが、もちろん私もだいすきです! ガツガツ体全体を動かして、フラメンコだ! って感じの情熱がたっぷりですよね。今シーズンのボーヤンの演技はSPFSとも動けるだけ動いて急に止まるので、筋力あるなあと驚きます。
さらに衣装もとっても素敵! 赤や黒似合いますよね! はやりのパーソナルカラーで行くとブルベ冬なのでしょうか・・・・・。でもパステルカラーも私服や練習着を見ると可愛いです。色白さんは何でも似合う法則かもしれません。あ、ヴィセが行っているパソカラでボーヤンを試したらいつの写真でもブルベ夏だったのでブルベはやはり確定か。
話がそれました。
赤い衣装がわかりやすくフラメンコを表現していて、胸元のV字のキラキラも品が良くて大変素敵です。袖のほにょ・・・・・・としたカットと下に向かって濃くなるグラデーションが良いアクセント。去年のスターウォーズと同じデザイナーさんですよね、きっと。ボーヤンの手が可愛く見える袖デザインを2シーズン連続ありがとうございます。
ボーヤンはジュニア時代はともかくシニアではプログラムの持ち越しを行っていないので、おそらく世界選手権もしくは国別でどちらも見納めになってしまうでしょう。現地で目に焼き付けなければ!(行くのはSPです)
今年チームチャイナは国別に出られるのでしょうか? イタリアか中国か微妙とは聞きました。国別対抗戦は2年ごとのボーナスみたいな試合でだいだいだいすきです! とりあえず日本とロシア、アメリカは確定だと思うのでそれだけでも豪華♪
世界選手権全力で声援送るからね~! 天天加油!!